たどり着いたらいつも雨降り
2017年の8月は遅れてやって来た梅雨なのだろうか。今年の夏は随分と捻くれた奴だろうと思う。
これでもか、と言うくらいの雨。どこまで行っても雨。たどり着いたらいつも雨降り…。
昨日の17時半頃、会社でツイッターを開いたら、世田谷に住む友人が雹がバケツをひっくり返したように降っている動画を投稿していた。
スマホの通知を見ると、社会人になった知り合いの人から、「雨ひどいけどそっちは大丈夫?」とのLINEが来ていた。
雨も時には話のきっかけも作ってくれるのである。少しだけ雨を見直した。
とはいえ、わたしにはこれならどうしても遅刻できない先約があった。この中を帰らねばならぬのかと覚悟して18時に退社したが、幸いにも世田谷から少し離れた会社付近は小雨であったので、小走りで最寄駅へと向かい、落雷でさっきまで止まっていたという電車に乗って浅草へ急いだ。
ザ・モップスも思わず驚き呆れてしまうほどの見事な雨降りの連続である。
きっともう売れないであろう薄着の夏服の行方を憂いながら、わたしは今日も仕事をするのである。